【SVS16 最終193位 R2052】グライオンドリーム(仮)

初めまして、としきと申します。

 

今期使用していた構築を紹介します。満足した結果が残せているわけではないので反省文メインになります。

TN バイオレット  R2052 193位

TN もり ともや  R2023  275位 




 

構築の経緯

 グライオンを使いたい→毒菱と合わせるのが強い→襷オオニューラが良さそう

剣舞ラオスやスケショカイリューがキツイ→鈍いヘイラッシャが良さそう

→サフゴ・キョジ・ラティに強いスカーフイーユイが良さそう

→特殊との撃ち合いに強い瞑想ドレキカミが良さそう

→強くてかっこいいスケショカイリューが最強

個体紹介

グライオン

特性:ポイズンヒール
性格:ようき
持ち物:どくどくだま
テラス:はがね
実数値:179(228)-115-145-58-99(28)-161(252+)
技:まもる / じしん / どくどく / みがわり

ランクマをしてたら、彼女がグライオンを見て可愛いと言っていたので軸にした。

守る身代わりによるハメ性能が強かった。ブリジュラスに全対応したかったので、S151で使っていたが、それでも特防が足りなかったので、割り切って最速で使用した。コノヨザルやS遅いオーガポンの上を取って行動できるメリットはあったが、肝心のブリジュラスは持久力しかいなかった為、Sを落としてDに回した方が良かった。

オオニューラ

特性:どくしゅ
性格:ようき
持ち物:きあいのタスキ
テラス:どく
実数値:155-182(252)-81(4)-54-100-189(252+)
技:フェイタルクロー / インファイト / どくびし / ねこだまし

 

特段語ることのない襷ニューラ。最速にすることで意地パオの上を取っていることがあるのが嬉しい。後続のグライオンとヘイラッシャで詰める構築なので、毒菱を撒くことを最優先で技選択をしていたが、カミやイーユイなどの高火力特殊アタッカー裏への負荷を減らすために対面的にフェイタル運ゲを仕掛ける。浮いてるポケモンに麻痺を引いてしまうと突破できなくなってしまうので、グライラッシャとの相性は良くない説あり。挑発を入れている時期もあったがそれはそれで強かった。

 

ヘイラッシャ

特性:てんねん
性格:わんぱく
持ち物:たべのこし
テラス:フェアリー
実数値:257(252)-105-167(132+)-90(124)-85-55
技:まもる / ウェーブタックル / ねむる / のろい

 

剣舞ウーラをメタるためにグライオンの相棒として採用。グライオンのDが低すぎる為、ヘイラッシャでも特殊をある程度見れるようにDに振り分けた。鈍いが超強くて1回積むだけで電テラパオをテラス無しで見れたり、スケショアンコカイリューにも粘り勝ちすることが出来る。一方で遂行速度が遅いことで、羽休めがあるカイリューに粘られてTOD負けしたり、宿り木水ポンに負けたりして最終日は動かしにくかった。

カイリュー

特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
持ち物:いかさまダイス
テラス:はがね
実数値:167(4)-204(252+)-115-108-120-132(252)
技:スケイルショット / じしん / アンコール / りゅうのまい

 

明確な採用理由が無いが選出すれば活躍するすごいポケモン。この構築が勝ちきれなかったのは、カイリューの強さに甘えて、勝因を分析できていなかったからだと思う。補助技をアンコールして裏から出てくるカイリューにスケショを打つゲームを無限にしていた。

イーユイ

特性:わざわいのたま
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりスカーフ
テラス:あく
実数値:131(4)-76-100-205(252+)-140-152(252)
技:オーバーヒート / かえんほうしゃ / あくのはどう / おにび

 

サーフゴーやラティ系に強く出れる枠として採用。相手視点グライラッシャ崩しにリソースを吐くので、疲弊したところに通す使い方がシンプルに強かった。鬼火はランドやカイリューと初手対面したときに誤魔化す使い方を想定したが、イーユイを初手から選出することが少なかったので、サイキネの方が良かったと思う。

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:フェアリー
実数値:159(228)-54-95(156)-170(116)-156(4)-171(4+)
技:ドレインキッス / シャドーボール / みがわり / めいそう

 

ヘイラッシャが呼ぶ特殊アタッカーと撃ち合うためのカミ。殴りながら回復するドレキが対特殊に滅法強くギリギリで拾った試合は何回もあった。こいつのお陰でレート2000を超えることが出来たといっても過言ではない。身代わりは対キョジを意識して採用したが、HD毒キョジにはかなり不利なのでこいつで見るのは違ったし、欠伸クマに択ゲーになるのがしょうもなさすぎたのでミストフィールドが良かったかもしれない。

 

反省

この構築はオオニューラが対面突破できれば勝てるが、そうでないときは負ける。オオニューラには猫で偵察して毒菱を撒く仕事を任せているため、数的不利を取ってしまうことが多い。数的不利を取ってしまうとグライオンヘイラッシャの遂行速度ではTODが成立してしまい、回復技を持つガチグマとカイリューに安定しなかった。スタンパには毒菱が強いと思って戦っていたが、それはあくまで中身が対面寄りの場合だけであり、匿名上位勢にサイクルを回されると逃げ切られてスタンへの勝率が確保できなかった。

また、相手の立ち回りが変わってきていて、水ラオスがヘイラッシャに居座り続けると役割集中が成立しており、HPが低くなって眠ってしまうと、裏から高火力特殊が出てきてそのまま破壊されてしまう。ヘイラッシャでウーラオスを見ようとしていたのにそれが破綻していたので最終日潜るモチベが下がり、前日までに上げておいたレートで保存した。

かなり自信がある並びで、使っていて楽しい構築ではあった。しかし、癖の強い並びなのでバレやすく、厳しい試合展開になりやすかった。「最終日まで隠す」という考えが一切なかったことが今期の最大の反省である。

 

収穫

あまりネガティブな話をしていてもしょうがないので、良かった点を書く。そもそも構築記事というのは、自分の構築を自慢して承認欲求を満たす場である。

今期は使いたいポケモンを軸に一から構築組み始めて、この結果を出せたのは自分の中では上出来ではある。また、友人のぺすたさんに軽い気持ちで貸してみたら4桁から1日で2000まで上げていたので、誰でも使える強い構築であることは間違いないだろうという自信が付いた。

受け構築であるため、プレイングの分岐が多くリスク管理をしながら技選択をするポケモンは楽しい。負け試合の反省点が見やすく、プレイングの質を上げることができるため、強くなりたいドMポケ勢向け構築筆頭である。

 

最後に

過去シーズンの中で2番目に高い順位ではあるが達成感なんてなく、ただただ悔しい。

その悔しさをバネに、S17は後悔のないシーズンとしたい。